雅音人 辻の所有楽器

雅音人辻のギターの変遷の歴史
いわゆるフォークギター、されど、フォークギター。アコギの世界は本当に奥が深い。

アコースティックギターを弾いておられる方々は、きっとこと気持ちはお分かりのことでしょうね。マーティンはマーティンのサウンドが何故かしますし、ヤイリギターのサウンドは、何故かヤイリギターのサウンドがするんです。

おなかにズーンと来るサウンドの差とか、遠くに飛ぶ音とか、本当に様々なんです。そんな訳で、どうしても自分のサウンドを追い求めて、買っては違う、買っては違うと、売ってはまた買っての繰り返しをしていました。

はじめのギターは、当時いただきもののモーリスのギター。これ、000シリーズだったように覚えています。その後、高校生の頃、プロマーティンというのがありまして、これ、当時のモーリス製だったみたいです。これを3万円で購入。これを使って、そして、K・YairiのYW600を相当長く弾いていました。そして、同じくK・Yairiさんのエレアコの小ぶりのものを購入。アルバレスも使いました。

さらに、オベーションに移行。セレブリティシリーズのディープボウルを使用していましたが、これも違うと、ついに、オベーションのアダマスUを購入。これは何年も弾いていました。

さすがに、安定した、どんな状況においてもとりあえずサウンドが出来るという安全なギターでした。

こう安定していると、サウンドに飽きが来るんですね〜。贅沢ですね〜

さらに、オベーションのトップが木製のグレンキャンベルモデルを購入して、使っていました。

ここまで来ると、逆に生のサウンドが恋しくなるんですね。国産ギャラガー(寺田楽器さん製)や、YAMAHAのテリー中本モデルを使用して、最後にマーティンD35を手に入れてからは、かなり落ち着きました。

マーティンのサウンドを弾きながら聴いていると、今度は、マホガニーのサウンドの良さに出会った時の衝撃がありました。マーティンD35は、トップはスプルースですが、サイド、バックは、ローズウッドなんですね。

ローズはとても豪華なサウンドがするんです。柔らかですが、音量があるという非常に好きなサウンドですが、今まで、マホガニーは、鳴りが悪いものしか知らなくて、あるとき、近所の楽器屋さんに、個人作家のマホのギターが入っていて、正直、マホかぁ・・・とあまり弾いてみる気にもなっていませんでしたが、まずは、触ってみようかなと思って弾いたらビックリ。音量がすごいのと、繊細なローズでは出ないサウンドがありました。

これがマホのサウンドかぁ。と思って、何としても手に入れたくなりました。

それがTN−35ですね。

その後、コンサート用ギターとして、K・Yairiさんから、何と「辻 スペシャル」を届けてくださって、これは、エレアコなんですが、本当にお気に入りの一本になりました。

こんな、様々な遍歴がありますが、現在所有している楽器をご紹介しましょう。

僕は楽器については弾いてナンボという世界と思っていますので、傷だらけですが、サウンドはお気に入りですよ。


★2011年6月25日1982年のadamasUを入手後、1年弾いてサウンドになれてきたころ、1981年のSuper Adamasのサウンドに触れて、大きな違いに驚きました。
ついに2012年6月24日、東京でみつけた1980年製のSuper Adamasを入手に至りました。

やはり、詳細はギターの紹介で。

Ovation Super Adamas 1687-7
ギターへのコメント
1980年製のSuper Adamasです。ついにここに来てしまいました。1980年当時の定価が、何と、1008000円。1980年ということは、昭和55年。第2次フォークブームで、その当時華々しく登場したギターです。観た感じがあまりにも突飛なスタイルの上に、サウンドも驚きのサウンドでした。丁度、僕が高校生の時代でした。このギターへの憧れはとっても大きなものでしたが、なんせこの値段。到底手の届くものではないと120パーセントあきらめていました。

その後、1997年当時でしょうか、このギターとそっくりなギターで、20万円台の新品を発見。いわゆる、AdamasUというギターです。思わず、何とかなるのではないか?と思い、ついに購入!

ところが、サウンドのイメージが違うのです。ザラザラした感じで、ギンギンしていて、クリアーで丸い、僕が感じたあのAdamasのサウンドとは違っていました。
何故だ???と、かなり調べてみましたが、当時の情報では、あまり詳しいことが分かりませんでした。

いつの間にか、そのギターのサウンドにもだんだん飽きが来て、ついには売ってしまったのです。

その後、Adamasは、僕の心の中に封印。

2011年のある日、僕の音楽仲間の都築さんからのお誘いで、僕のソロで、「アコバトルスペシャル」なるイベントに出演することになりました。これがスイッチを入れることになってしまったのですね。

また、Adamasの詳細を調べることに。すると、いろいろな情報が入ってきました。

安城のギターショップメイヤさんに、1982年のAdamasUがあることを知り、まずは行ってみました。弾いてビックリ!!以前弾いていたあのAdamasUとは全く違うサウンドが飛び出してきました。

いろいろ聞いてみたら、様々な事実が。

1983年に一つのマイナーチェンジが行われているらしい。表の板が厚くなって、鳴りにくくなっているという点。それと、1993年には、ついに大量生産に踏み切り、1976年から1983年までのあのAdamasとは、全く別物になってしまったとう点。

確かに違う。1997年当時に買った、あのAdamasUと、今弾いている、この1982年のAdamasU。迫力も全然違う。

ということで、この1982年のAdamasUを入手。1年弾いてみまして、少し弾きにくさを感じる様になってきていました。ネックが細いこともあり、どうしてもきっちりと押さえないと音が出ない。

そこは、どうしても辛い感じでしたので、たまたま同ギターショップで弾いた1981年のSuper Adamasを弾いたとき、ちょっとカルチャーショック。

多分、この1年で、Adamasのサウンドに慣れたのでしょうね。ギンギン来たあの感じがなく、丸くてクリアなサウンド。そう、僕のイメージしたサウンドが突然出てきた上に、弦のテンションが低いので軽く押さえてもすぐに音が出る。どうも、ネックの設置角度にその違いがある様だ。

これは素晴らしい。そう思いました。その試し弾きしたSuper Adamasは、何と言っても、1981年に加えて、ものすごく綺麗。弾いた形跡があまりないくらいの美しさ。
この年代でこれだけのものはなかなか存在していないわけで、お値段もそれなりに素晴らしい。

ただ、この弾きやすさ、サウンドは、手に入れたいが、これだけ綺麗なものじゃなければ、ある程度こなれた価格のものがあるんじゃないかと日本中を探していましたら、大阪と東京に数本。

大阪のものはすぐに売れてしまって、東京の1本は、1978年でしたが、トップを1990年当時に張り替えている形跡があるものでした。あとは、1970年代じゃないか?というものでシリアルのシールがとれてしまっていて、年代の特定が出来ないもの、そして、このギター。キズも日焼けもしているが、年代は、1980年のオリジナル。トップの状態もとても良く、ネックも良好。電気系統も接点を洗浄したらガリも ない状況の、良いものが見つかりました。

ということで、入手に至りました。

現在は、新品のOvationは、不人気で、生音は鳴らない、不良が多い、ピックアップサウンドもギンギンしていて良くないなど、残念な評価しかありませんが、結局、大量生産してから人気の急落は顕著なものとなってしまいました。

なぜ大量生産にしたのでしょうか?品質を落として、安いものを作れば、もっと売れるのではないか?そういうことなんでしょうが、ギタリストを甘くみてはいけません。そこから売れなくなってしまったのですが

この1980年当時のこのAdamasは、本当に不思議と、木の様なサウンドがするんですね。不思議です。

それに、このサウンドホールから出てくるサウンドは、まるで風圧を感じるようなサウンドが飛び出して、遠くまで生音がとんでいきます。全く驚きで、素晴らしいです。

過去のギターと言えばそうかもしれませんが、良いものは変わらず良いです。この時代のこのギターじゃないと出せないサウンドがあるので、大事に広めて行こうと思います。

Martin D−35 SQ 1989
ギターへのコメント

私も、いつかはマーチンと思っていた一人です。

名古屋っていう場所は、楽器の宝庫と言われている土地柄なんですね。昔から。何本も買っては売り、買っては売りを繰り返した理由は、ブランドでも何でもないです。とにかく音への追求、探求心だけでした。

自分の心がオーケーしてくれるサウンドのギターとなかなか巡り会えなかったのです。そしてついにマーチン。これは、ギタリストとしての一つの夢でしたから、本当にうれしかったです。

これは、たしか1989年頃、新品で買ったギターでした。購入したお店も、とっても親切で、当時の日響楽器というお店の鈴木さんというマーチン好きな方が、D18,28,35,41とそろえてくださり、さすがに45は入らなかったとのことでしたが、長い時間をかけて弾き比べて、自分にしっくりくるギターを自分で選びました。

D35は音量も十分ありますが、音が太くて柔らかいですね。どれだけ弾き込んだか、もちろん時間ではたとえようもないですが、もうすごい弾き方で、コンサートや、レコーディング、昔は、ストリートミュージシャンもやっていたこともあり、野外でも十分その威力を発揮してくれるサウンドで、このギターは、初めて、自分で納得することの出来たサウンドでした。

このマーチンは、アコースティックのミュージシャンの私にとって、宝だと思っています。今では歳相応に音も変化してきまして、さらに骨のあるいいサウンドとなってきています。

SQはトランスロッドのないタイプのものですが、ネックのソリは皆無ですね。

非常に耐久性にもすぐれていますが、数多くのコンサート、録音で本当に酷使しまして、15年目にして、初めてオーバーホール。中の力木がはずれ、35特有の白いインレイがはずれてきてしまって大修理いたしました。

今ではすっかり元気に、素晴らしい太いサウンドを聴かせてくれています。

一生のつきあいになる心の友ともいうべき、僕の音楽活動になくてはならない、大切な相棒です。ピックアップも使用することがありますが、現在は、sunriseを使用しています。(写真ではピックアップは取り外した状態になっています。)



TRUTH TN35 2001 
ギターへのコメント

トップ:スプルース、サイド、バック:マホガニー

この楽器は、愛知県の弥富町というところにForMというギター工房を構える、福原さんという作家の作品です。アコースティックギターというと、やはりローズウッド。これは私の当たり前ともいう印象を持っていました。

マホは個性という感覚でみなさん語っておられるところをよく耳にしておりましたが、どうしてもマホは鳴らないというイメージしか、ありませんでした。

しかし、このギターとの出会いは、愛知県日進市にあります楽器店のB店(現在は楽器を取り扱っていない・・・残念)で、弾いてみたのがきっかけ。これが、今までのイメージをくつがえす、立ち上がりのいい、はっきりとした、さらに繊細なサウンド。

音量が半端ではない大きさ。これにはびっくりしました。これは何としても手に入れなくてはならないと思い、大金?でしたが、ついに私の手元にやってきました。とってもお気に入りの1本で、アーティスト写真にもこのギターを抱えて登場しています。

ギブソンのビンテージ等で採用されているダブルXブレイシング。

要するに、トップの裏には、力木で大きな×が上下に2カ所というレイアウトで設置されています。これ、実はローズのギターでこれをやると、鳴らなくなるのですが、マホだと、これが鳴る様になるという、制作者本人もとても不思議とのことでした。

大きなヘッドに「Truth」のロゴ。とっても印象的で、コンサート、レコーディングには欠かせないギターです。これこそ、ローズと個性が違う、僕の中ではマホのハイエンドギターといった印象の、大事なギターです。

2011年、木製ピックガードを付けてもらいました。写真は、2012年現在の写真。ラッカーのクラックがまるで昔のギブソンみたいでしょ?


K・Yairi 辻スペシャル (SY−4) 
ギターへのコメント

サイドバック:ハワイアンコア、トップ:スプルース  欠かせない大事なギター辻スペシャルです。

最近分かったのですが、このギターは、ヤイリギターの社長さんの60歳を記念して制作された、SY-4というギターがベースになっているということが分かりました。
その中でピックアップ付き珍しいです。

コンサートの1週間前、いつものマーチンの具合が悪い。インレイがはずれて、さらに力木がはずれている様子。絶え間ないコンサート続きで忙しく、ギターを修理する暇もない、というかなりきつい状況が続いていましたので、マーチンをしっかり直すというタイミングを逃していました。

ところが、ここに来て、フレットのすり減りが出てきて、これはもう限界。上記にありますオーバーホールを行いました。

さあ、コンサートが困った。納得できるギターが無い!そこで、今まで、とっても懇意におつき合いさせていただいております岐阜県可児市のギター工場であります、K・Yairiギターさんに飛んでいきました。

担当の松尾さんに事情を話し、対応策を検討していましたところ、このギターをモニターで使っていいですよ。とのありがたいお言葉を頂き、コンサートも無事大成功。それ以来、このギターには、本当にお世話になっています。

エレアコで、とてもきらびやかなサウンドを持っています。サウンドも徐々に変化が出てきまして、コンサートでは、現在メイン楽器として活躍するようになりました。2007年から、このギターは「辻スペシャル」という名前を頂きました。 

そう、この楽器は、僕の名前が付いた、世界で1本の楽器になったんです。ピックアップもオーバーホールして、絶好調!エフェクトとの相性もバッチリです。素晴らしいサウンドを奏でています。


2009年現在では、サウンドが変わってきました。毎回こればかり弾いていましたが、すごく良いです。素晴らしいです。2010年、サウンドはさらに成長しています。


YAMAHA FG-150(1969)
コメント
サイド&バック:マホガニー、トップスプルース合板

このギターは歴史的な価値もありまして、入手しました。

国産初のフォークギターというものがこれなんです。海外でのアコースティックギターの歴史は、もちろんMartinの1833年をはじめとして、長い歴史がありましたが、国産ギターで初めて発売されたのが、1966年に誕生した、FG-150と、FG-180の2機種なんですね。

この赤ラベルの前にライトグリーンラベルなるものがありまして、これが本当の初期機種となりますが、その後赤ラベルとなりますが、評価が高くなったのがこの赤ラベルということで、この機種は復刻版も後に発売されています。

トップは、合板なんですが、鳴ることと強度を保つことを可能にした特殊な合板でありまして、スプルースの3枚合わせなんですね。

木目をずらしてプレスすることにより、薄くて強度のあるトップを作り出していまして、当時のYAMAHAの知恵なんでしょうね。これと同じ考え方なのがOvationのAdamasのトップです。

表裏はカーボングラファイトですが、間にカーボンの繊維とは斜めにずらした木目の木を挟み込むことにより驚異的な薄さと強度を作っています。このギターはシリアルがすれてしまっていますが、お店の方の情報によりますと、1969年じゃないかということでした。

胴は薄めで、ギターの形はフォークタイプというYAMAHAオリジナルと思われます。時代の割にはネックの状態が非常に良く、弾きやすいです。

写真のトップには楽器用コンデンサーマイクが付いています。

K・Yairi ガットギターCE-2 エレガット〜サンプル珍品ギター〜

ギターへのコメント

サイド、バック:ローズウッドトップ:スプルース

これは大珍品!当初はサンプル用のガットギターです。そこに、後付けで、ピックガードが付いて、現在カタログに掲載されている、CEタイプで、名前が付きました。ということで、CE−2です。

ピックアップ付き。現在、コンサートでたまに使用しています。このギターのネックは、何と、スチール弦用のネックが付いているんです。ですから、フォークネックタイプのガットギター。

要するに、ネックが、クラシックギターの様な幅広タイプではなく、フォークギターの様にネックがほそくて握りやすい形になっています。

現在ではあるのかな?あまり知らないですが、こんなのも、ヤイリさんは作れるんですね。

静かなギターサウンドを丁寧に弾く様な感じの楽曲は、こういうギターで演奏したりするといいですね。ネックが細すぎるっていう一面も。


Morris Groovin PA-17G
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1983年発売のソリッドタイプのエレガットです。

当時のカタログによりますと、デリケートさが身上のガット&フォークサウンドを、ダイレクト&パワフルにアウトプットすることをめざして生み出されたニュー・エレクトリック・ギターアイテム(グルービン・シリーズ)。

ホールディングの良い45mm厚セミ・ソリッドボディーから、タイト&クリアーなベストサウンドを絶妙のバランスで弾き出す、新開発のパワー・アコースティックギターです。高性能ピックアップが絶妙なタッチまでも完璧にフォロー。

という感じで書かれています。たまたまレコーディングでエレガットをもう一本欲しいと思っていたところで、

当時のお値段が5万円ということでしたが、83年当時の5万円で、さらに当時は第二次フォークソングブームでもありまして、ギター一本でも耐えうるサウンドの開発が主流でしたから、

試奏してみて、ソリッドの割には、確かにソリッド感がほとんど感じられないふくよかなサウンドがアンプから飛び出してきます。

30年経った今でも不具合のない、状態の良いギターです。ピックアップは、30年前に開発されたCP-9Gというもの。ピエゾだと思われます。

スチール弦用には、CP-9D、CP-6、CP-5などがあった様です。なかなか良いピックアップで、ノイズが非常に少ないです。

調整する部分が超シンプル。ボリュームとトーンだけですが、これがイイですね。ガリもありません。複雑化しているこの手のプリですが、この当時のシンプルさがイイですね。

ネック幅は、通常のクラシックタイプですので、弦のたわみの多いナイロン弦ですから丁度いいですね。


K・Yairi  一五一会 音来(ニライ)
ギターへのコメント

これ、実は貴重な一本なんです。発売当時は本当に手に入らない楽器でした。

一五一会(いちごいちえ)。発注しても何年待ちという大ヒット状況でした。この楽器は、ギターではありません。何と4本の弦なんです。

私は、Tamikoさんのキーに合わせて、ギターの弦の6弦、5弦、4弦、1弦を張っています。沖縄のミュージシャンのビギンが開発した楽器で、三線(さんしん)とギターのあいのこですね。

1度の次は5度しか無い。簡単に言えばドソドソと弦が並んでいるんです。それで、すべてセイハだけでどんなメジャーな曲でも、マイナーな曲でも簡単に演奏可能という優れもの。私は、沖縄のにおいのする楽曲で、この楽器をコンサートで使用しています。

最近は、ウクレレチューニングにして、独自のチューニングにして楽しんでいます。この楽器、一五一会は、現在ではかなりアコースティックアーティストの中にも浸透してきた感がありまして、独自のチューニングの演奏家がどんどん出てきています。


K・Yairi  一五一会 奏生(カナイ)
ギターへのコメント
これは、一五一会のガット弦バージョン、奏生(カナイ)といいます。

実は、雅音人の2人共この楽器をもっています。女性でもホント簡単に弾ける優しい楽器で、弦もやわらかいガット弦。

僕は、もともと、ウクレレのサウンドを音源に使おうと思っていましたので、ウクレレがないか、ヤイリさんに相談に行ったんですね。

すると、これ、ウクレレチューニングにして弾いてみたら?とご提案いただき、欣喜雀躍!これ楽しい楽器なんですよ。

まるでアルトウクレレ!この弦をそのままウクレレチューニングにしていまして、ウクレレで、Cの押さえ方で弾くと、Fになるという移調楽器となっています。

形がかわいいのと、サウンドがやさしいので、Tamikoさんもお気に入りの楽器です。Tamikoさん初めてのライブでの弾き語りが、この楽器を使った「君がため子守歌」でした。

K・Yairi 木製チャランゴ KK-46 No.49

チャランゴへのコメント

現在の世界のK・Yairiのマスタークラフトマン、小池健司さんの作品です。この楽器はチャランゴっていいます。

まるでパット見ウクレレみたいですけどね。実は、これ、フォルクローレで使う楽器なんです。弦は10本です。チューニングはギターでいう6弦側から(チャランゴでは5弦(10弦)から)G-C-E-A-Eの並びで復弦になっています。

ちょっと楽器を知っている方は、G-C-E-A?これウクレレじゃん!そう言われるかもしれませんね。

そうなんです。これ、ウクレレのチューニングに3弦と同じEのオクターブ違いが加わっただけ。

押さえ方はウクレレとほぼ同じなんです。サウンドを聴いてみると、あ〜この楽器の音だったの〜??なんて、顔と名前が一致していない昔からの知り合い的なサウンドですよ。

たまにはフォルクローレとかにも使いますが、このチャランゴとカズーでフォーク系の楽曲を演奏してしまったり、やりたい放題です。

だけど、この猛烈な弾き傷。すごいでしょ?ピックで弾くんですよ。フォルクローレ好きな方、すみません。フォルクローレでは、指の腹で弾いたり、爪を縦になでるように弾いたりしますもんね。

楽器の弾き方すごいですが、そのおかげで、音はすごいボリュームで、いい楽器です。日本人が一番好きっていうサウンドだそうです。2010年8月18日、このチャランゴに小池さんのサイン入りのラベルが付きました。機種名は、KK-46 No.49ということになりました。

詳細はこちらにも。
ブログへ



pedoro soto 木製チャランゴ
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本場ボリビアのペドロソトさんの制作されたチャランゴです。お値段的には安めでとても人気のあるタイプとのこと。

胴が深いのが特徴だそうです。確かに非常に立体感のある柔らかいサウンドがします。

もともとチャランゴというものは、この様なまるで枇杷のバックの様なラウンドボディーをしているわけですが、実は、このラウンドボディー、アルマジロの甲羅をイメージしています。

もともとチャランゴは、本物のアルマジロの甲羅で作られていたんですが、現在では輸入が法律で規制されているため、木製チャランゴが主流になっていますが、楽器としては木製の方が精度が高いです。

そして、この彫刻。これもまた迫力ありますよね。このチャランゴは1本の木からくり抜きで作られた感じなんです。なかなか素晴らしい出来となっていますよ。


ALA MOANA UK-260 ウクレレ ソプラノウクレレ
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僕はチャランゴを弾いている関係で、ウクレレも自然と弾けるんですね。

実は、チューニングが共通。G-C-E-Aがウクレレです。それでウクレレも弾いてみようと思っている矢先、リサイクルショップで、このウクレレを発見。2600円とか表示されている割には、オモチャって感じじゃなくて、ちゃんとしたマホガニーウクレレの感じがしていて、もしかして弾けるやつかな?と思って、手に取ってみたら、

軽いし、お!?鳴るのかな?チューニングは合うかな?など弾かせてもらってチェックしたら、マホガニー独特のカーンとした粘りのある感じのサウンドがして、チューニングもある程度合う!これは掘り出し物だ!と思って買ってきました。

そして、調べてみたら、中国を工場としているALA MOANAのマホガニー単板ウクレレということが分かりました!何と、この値段にして、トップ、サイド、バックともにオール単板です。

いや、この値段といっても、リサイクルショップで中古ウクレレとして売ってた値段がそれでありまして、実勢価格は7000円〜8000円くらいなんです。

そう、こんなに安いウクレレなのにオール単板です。早速、雅音人のコンサートにも使ってみたら、子ども達が踊り出す!手拍子が自然に沸いてくる!わー、楽しい!こんな値段で、こんなに楽しくていいのか!?ってほど、キャンキャンいう素敵な音色です。

この値段で??っていう久々のホームラン的な買い物でした〜笑 今は、Tamikoさんに貸し出し中。


famous cocoanut ukulele No.204
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ボディー:マホガニー
国産famousの古いウクレレで年代はよく分かりません。cocoanut ukuleleと書いてありますが、ネット検索してもなかなか出てきません。

60年代後半〜70年代初頭といったところでしょうか?リサイクルショップで見かけて弾いてみたらこれが枯れたイイサウンドでしたので、連れて帰ってきてしまいました。

ペグなどもフルオリジナルで、それでも何とか調整することが可能ですので、いろいろ活用できそうです。当初は使い道があるかどうかも不明でしたが、この枯れたサウンド、なかなかお気に入りです。


CENIZA BY T&K パイナップルウクレレ コンサートサイズ ロングネック ゴールドラベル
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ハワイのオアフ島のワイアナエに工房を構える夫婦2人だけで製作しているウクレレ工房です。このサウンドは、ちょっと弾くだけで、ポーンと音が飛び出してくる、突き抜ける様な明るいハワイアンコア単板の素晴らしいサウンドです。

これは、僕の一番のお気に入りのウクレレです。この金ラベルというのは、2006年中に黒ラベルに変更されているそうですので、それ以前の作品ということになりますね。ロングネックの良いところは、弦長が長いので、チューニングが合わせやすい、弾きやすいというメリットがあります。

それに、このネック、ご覧になって分かるかと思いますが、実は、ネックまでハワイアンコアです。

素材にこだわる意気込みを感じられますね。それに、ピックアップ搭載で、どうもフィッシュマンのマイクが内蔵されている様です。

ラインから出してもとても空気感のあるサウンドが得られます。とにかく癒されるサウンドです。これが僕のメインのウクレレですね。

Oscar Schmidtコンサートウクレレou5
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アメリカでは有名なブランド「オスカーシュミット」のウクレレです。

コンサートウクレレとのことですが、少し小ぶりかと思いますが、精度としては良く出来ています。チューニングもしっかり合いますので、コンサートとか問題なく活躍出来るウクレレです。

このOU5というウクレレは、何と言っても本物のアバロン貝が埋め込まれていまして、見た目の美しさは、とてもこの値段のウクレレとは思えない素晴らしい出来です。ということで、これは、フロントに立つTamikoさん専用ウクレレということで購入しました。

コンサートでの見栄えもとてもステキです。下段左の写真は、ピックアップが付いていますが、

これは、犬山の乙女工房で購入したMSPというピックアップです。中に磁石を忍ばせてありまして、上からポンと着けるだけでピックアップの装着完了です。

生音に近いサウンドが得られるとても便利なグッズです。



ヤイリ楽器製造 ガットギター
ギターへのコメント

トップ 多分 スプルースサイド、バック:マホガニーこれこそ大珍品!何と、現在のヤイリギターが可児に移転する前の名古屋にあった頃のギターみたいです。

これも中古屋でふと見かけまして、あまりの珍しさに買ってしまいました。ラベルを見て頂きますとわかりますが、YAIRI GAKKI LTD とあるんですね。これ名古屋にあった頃のYairiさんの製造品みたいで超珍しい!

実は、これ、Yairiの社長に見て頂いたことがあったんです。どうもその昔、サダオさんの製造だそうなんです。(S Yairi)これは珍しい!と言われたので、大事に大事に持っています。昔、ライブでも使用しましたが、音量があまりないんで、少々隠居ぎみ。

ということで、なるべく使っていただこうということで、長野県松本市の成川修くんの経営しているサイクルカフェ、「カフェピラータ」に出張しています。

ただ存在しているだけで嬉しくなるギターなんですよ。しかしよくこんな楽器あったものだな〜なんてしみじみ思ったりします。


モーリスF−10 1970
ギターへのコメント
このギターは、状態がとても良い1970年製のモーリスギターです。

2010年現在で40歳っていうわけですね。すべてがオリジナルで残っていまして、昔のギターですから、今ではあまり見ない、ボディーのタイプが薄いんです。

ボディー形状は、マーティンで言うなら000タイプとでも言うのでしょうか?音量はあまり無いですが、弾いて気持ちの良いギターなんです。何て言うかおなかに振動が来るというか・・・。

ギブソンの1950年代製のオールドのサザンジャンボでこんな感触を味わったことがありまして、もちろん鳴りという部分では到底かないませんが、誰が何て言おうとお気に入りのギターの1本です。

ギターの寿命はまだまだ。40歳でもさらに現役。小ぶりのボディなんで、キャンプのお供にもつれていきました。

野外で、ミニコンサートで、結構使えるギターなんですよ。今はギターを練習してみたいというTamikoさんに貸してまして、今はTamikoさんの息子さんのもとで働いています。

K.YAIRI FG-4C
ギターへのコメント
写真左側の小ぶりなギターになります。

これは、日進の椿館で購入したギターです。カタログには、この品番は載っていないので、かなり昔のギターなのか、特注なのかは不明ですが、なかなか取り回しの良いギターです。

この手のギターには、ピックアップは必須ですが、当初、ピックアップの調子がイマイチでしたので、ヤイリギターさんに持ち込んで直していただきました。電池の入るボックスも新たに付けていただいて、調子いい状況になっています。

現在は、Tamikoさんのところに行っています。それも結構定着してきまして、いまやTamikoさんのギターと言っても良いかもしれませんね。

Tamikoさんはコード付けにこのギターを使っていますから。果たして、いつかはツインギターの雅音人が見れるか???お楽しみに。


ブルースハーモニカ各キーセット
コメント  2012年現在は、TOMBOのハープです。

ハープ奏者辻喬之のページを開設。興味の有る方はご覧ください。★

昔は、ミュージシャンの皆さんが、絶対ホーナーって言ってましたから、私もホーナーのブルースハープをカッコつけで吹いたりしてましたが、音は、ボディーが木ですからいいのかもしれませんが、何と言っても耐久性がない。

さびが来る、さらに木がそる。これでは難しいと思い、それでもホーナーにこだわり、スペシャル20とか吹いてました。これはボディーがプラスチックでしたから、比較的吹きやすかったですね。

しかし、80年代のフォークミュージシャンの中で、トンボが主流になってきましたが、私も、トンボのメジャーボーイに出会ってからは、こればっかりになりました。これ以外には考えられないくらいの音量、吹きやすさ、耐久性が兼ね備えられた素晴らしいハーモニカでした。

ハーモニカというのは、いかんせん、いくら耐久性があっても消耗品です。買い換えが必要になるんですね。一度、鈴木バイオリンのメタルハープに走って、これは、中が取り替えがきくという優れもの。

しかしまた、トンボに戻ってきました。たまに、今すぐ欲しいが、というときは、最近どこでも結構売っているアリアの中国製のハーモニカを代用に使います。

何と言っても安い!!!耐久性には欠けますが、コンサートや録音にもたまに使うんですよ。結構いい音するんですよね。いろんなハーモニカがあって個性もそれぞれ。

最近は、トンボのりーオスカー、メジャーボーイに落ち着いています。何と言っても、リードプレートが交換できるメリットは大きいです。さらに修理する道具も揃っているのですから。

ブルースのクロスハープもたまに自宅で遊びでやりますが、飽きないですね。ホント、楽しい楽器です。ハーモニカって。



エフェクター各種2011/11/1リニューアル 2012年現在のエフェクターボードの様子です。
エフェクターボード全体像 AC/DC1 DC-2 ビンテージエフェクト
HardWire RV-7 Stereo Reverb KORG PITCH BLACK+ DC-2&CE-2
BOSS AD-5 絶版 SAMSON S.direct plus Stereo DI BOSS RDD-10&BOSS FS-5L
BOSS CE-3 sunrise バッファーアンプ armor FRPエフェクターボード
コメント
★過去のエフェクターボードの状況はこうでした。
エレアコ使用時のエフェクターのセッティングです。といいますか、最近は、K.Yairiの辻スペシャルばかりを使っているので、専らエレアコです。

特にこだわっているのは、BOSSのCE−3です。これは、かなり古い80年代初期の国産のエフェクターです。現在販売されているBOSSのコーラスは、海外製になっていまして、当時のCE−1〜CE−3といった名器と呼ばれるものと、音のぬめり感といったらいいのかな?ホント少しなんですが、太さも違うんですね。

この少しの違いが、サウンドというものは難しくて、感じ方が大きく違うんですね。僕はこの時代のコーラスが好きで、この手の物を好んで使用しています。

サンライズのバッファーアンプは、マグネチックのサンライズのピックアップだけだと、音が痩せた感じになるのですが、この黒い箱を通すだけで、全く別物に変身します。

中に9Vの四角の電池を2個も使用しています。どんな仕掛けになっているかよく分かりませんが、太いふくよかなサウンドに変わります。

デジタルリバーブは、録音には不適切で、この当時のものはノイズが乗るんですね。

しかし、ライブには、良い効果を出してくれます。コンプは、リードを弾く時だけに使用しています。そんな感じのセッティングですが、80年代から変わっていないというのも、良いのか悪いのか、特に新しいコーラスとか、それでも何年も前に買って、システムを新しくしようかな?

などと考えても、結局納得出来ず、この現状のセッティングにまた自然に戻っていくんですね。よっぽど気に入ったサウンドなんだろうな〜などと、第3者的に見るとそんな感じですね。


★2008年12月、機材入れ替え。

エフェクターボードの入れ替えを実施、チューナーの変更。KORG DT-2から、ついに究極のチューナーに変更しました。

KORG PITCH BLACK+ 素晴らしい精度と感度のチューナーです。まさしくプロ仕様。

そして、BOSSのAD-5は、DIとして2CH使用できるのですね。マグネチックと、ピエゾ。もちろんミックスも可能。ギターのボディーの大きさまでシュミレーション出来る回路まで付いています。DIとして使用するにおいても、ここで音質を調整出来るのでかなり様々な調整が可能ですね。

こんな素晴らしい機材なのに、何故か終了品になってしまって、新品ではもう手に入りません。しかし未だにこのAD-5は、オークションとかにも、たまーにしか出てこない人気機種。

僕もいろんなオークション、ネットショップにアミを張ってやっと手に入れることができました。ご多分にもれずとても素晴らしい機材です。


★2011年2月10日 機材追加
1月にエフェクターボードもFRP製のarmorに変更しました。さらに、2月、ビンテージエフェクターで、名機の呼び声も高い、DimensionCを導入しました。85.12〜89.9 の4年間だけ作られたという伝説のエフェクターです。

CE−3と比較すると、はっきりとしたコーラスサウンドで、中にはコーラスが2系統入っているというエフェクターで、現在2011年でも、プレミア付きのエフェクターになっています。


ビンテージエフェクターでもやっぱりこれ。CE−2。これを手に入れて、最近は、CE−3からCE−2に移行しています。音痩せが無くて、太いままにコーラスがかかるので、暖かみがそのままというのが素晴らしい感じですね。

また、DIを入手。今までは、BOSSのDI−1のみでしたが、ステレオのDIを探していたらこのSAMSONのS.direct plusを発見。2011年3月に初めて使ってみましたが、DI−1と遜色なく使える感じでとても良いですね。さらに安い!

★2011年11月1日 エフェクターボードリニューアル
RV-2の本体?電源アダプター?どうもどちらかの調子がイマイチになったこともあり、リバーブを最新のものに変更することにしましたが、ある程度使えるものとして、かなり選択してみました。

それで、価格帯やクオリティーを考え、RV-7を導入。そして、ディレイRDD-10という80年代初頭の初期型ディレイを導入しました。

そして、DemensionCをステレオで出したい!ということで大幅にシステムを変更。AD5はウクレレのceniza用のプリアンプとして 活躍します。

 

ピックアップなど
Fishman NEO-D Single Coil mspピックアップPRO JTS CX500
コメント
Fishman。これは何かっていいますと、最近Hard Offというお店に凝ってまして、そこでふと見つけた掘り出し物です。

アコースティックギターのピックアップなんですね。サウンドホールにはさめて、普通にサウンドホールがあるギターどんなギターにも付けることが出来るという便利なもので、普通のアコースティックギターが、エレアコに変身するわけですわ。これさえあれば。

で、考えたのは、あまり使っていなかったのですが、サンライズのバッファーアンプと、このFishmanの相性はどうかな?とチェック!!するとバカに良いジャン!!これは使えるぜ。っていうわけで、Fishman+サンライズのバッファーアンプで、そのあとDIというスタイルの、辻スペシャルが弦が切れたりした緊急事態にはこれが登場出来るという準備が整ったっていうわけ。うーん。僕はギタリストだな〜。やっぱ。

それと、このmspピックアップPROなるもの、これは何なのか?これは、愛知県の犬山市の乙女工房、または、123ミュージックというところで開発されたマグネット式ピックアップで、パッシブなのに出力が大きいのですね。ライブではウクレレなどに活用しています。案外使えるピックアップです。

一番右側のサウンドホールに取り付けられたものは、楽器用コンデンサーマイク、JTS CX-500です。台湾のメーカーJTSのラベリアマイクで、超小型コンデンサーマイクです。駆動は、ファンタム電源。指向性はありません。しかし、なかなかもって良い感じに音を拾ってくれる上に、指向性が無い割にはハウリもそれほど起こらずよく計算された感じです。

それと、お値段があまりにも安いのでビックリします。この性能を有名なマイクのメーカーとかが作ったら多分10倍くらいのお値段になるんじゃないかなと思うくらいよく出来たマイクだと思います。


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